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CASE 1

大田原工場/2004年入社 溶接・曲げ担当

高久 秀人

hideto takaku
現在の業務の内容について具体的に教えてください
鉄、ステンレス、アルミのカバー類、パイプ類、構造物の溶接を行なっています。その中で薄板から厚板によって溶接機の使い分けをしています。薄板から中板はTig溶接、半自動溶接、厚板になると半自動溶接を使用しています。簡単な物だと点付け溶接程度で終わりますが、複雑形状になると溶接歪みにより角度・寸法の狂いが生じ修正に苦戦する製品も多くありますが、工具などを使いながら修正し図面通りの加工を行なっています。特にカバー類は外観部品なので傷が付かないよう慎重な取り扱いや工夫をして加工を行なっています。
これまでに最もやりがいを感じた仕事について教えてください
入社した頃は何の知識もなく溶接や仕上げが思うようにできず、悔しい日々が続きました。このままの自分じゃ駄目だと思い、私は連日トーチを握りしめ、ひたすら溶接の練習に取り組み、やっと先輩方に溶接を認められました。その頃の仕事といえば、会社にとってメインである架台フレームでした。寸法・公差・角度が厳しく、最初はすごく心配でしたが、先輩のわかりやすい指導もあり、自分の力で加工することができました。ある日先輩に「溶接が上手くなったな」とお言葉をかけられた瞬間は言葉では表せられないほど嬉しく、仕事のやりがいを強く感じました。あの時の経験があったからこそ今の自分に至ったと思います。
若手の社員とはどのようなコミュニケーションをとっていますか?
若手と同じ目線に立ち、仕事、プライベート、冗談混じりのコミュニケーションを図り、いつでも気楽に声をかけやすい環境づくりをしています。時には厳しくする時もありますが、若手の成長を見守るのも大切です。私は仕事に対しては厳しさが多いですが、休憩やプライベートの時間は優しく声をかけ、何でもいいので積極的に会話をするように心がけています。